将来的にもする方がおすすめ

猫はオスでもメスでも、去勢・避妊手術した方がいいの?
大がかりな手術になりそうだし、不安だなぁ…

「する」方がメリットが多く、長生きに繋がるにゃ。
多頭飼いであれば絶対に必要にゃ!
去勢・避妊手術は必須?

猫の去勢・避妊手術は、近年「手術した方が良い」という呼びかけが大きくなっています。
「かわいそう」「負担が大きいのでは?」と思う人も、一度この記事を読んで検討してみて下さい。

飼われてる猫も、地域猫も、手術する子が多くなってきたにゃ
猫は繁殖能力が強い生き物

猫は年に1~4回、一度で4~8匹ぐらい産むことができる生き物。
例えば、年2回出産すると、たった1年で20~40匹以上になることもおかしくありません。
とても家では飼うことのできない数になり、多頭飼育崩壊となります。

ご飯もろくに食べれない、不幸な猫が増えてしまうのはつらいにゃ
2匹以上なら絶対して
飼育崩壊の危険性から、多頭飼いであれば絶対にしてください。
また1匹だとしても、外出をする猫ちゃんの場合は野良猫と繁殖する可能性があるので、手術をしておく方がいいでしょう。

オスでもメスでも繁殖に繋がるにゃ
手術できる年齢は?

猫が去勢・避妊手術をできるようになるのは、生後6か月から。
かつ目安の体重は「約2~2.5kg」で、要件を満たしていればオス・メス共に手術が可能になります。
去勢・避妊手術に年齢制限はありませんが、シニア猫になると体力が落ちたり、疾患を抱えているなどで手術を断られるケースがあります。

猫が元気なうちに、早めの手術がおすすめにゃ
手術をするメリット
- 望まぬ繁殖を予防できる
- 性格がおだやかになる
- マーキングやスプレーが減る
- 前立腺や子宮系の病気を予防できる
猫には発情期があるため、大きい声で鳴き続けたり、マーキング行為など激しい行動をすることがあります。これは手術をするとなくなり、「性格が穏やかになった」と実感する飼い主さんは多数。
シニア猫になっても「怒りっぽくなる」「激しく鳴く」というのは度々ある行為のため、去勢・避妊手術を若いうちにしておく方がメリットが大きくなります。

そのほかにもスプレー行為に困っている飼い主さんもおすすめにゃ
デメリット

- 麻酔・手術のリスク
- 太りやすくなる
- 費用がかかる
去勢・避妊手術は全身麻酔をするため、リスクがゼロではありません。ですが、比較的安全な手術なので、将来的に見れば「しないリスク」の方が高いとも言えます。
一般的に日帰り~1、2泊入院を必要とし、日数は動物病院によって異なってきます。
また手術後は食欲が増加するので、低カロリーのキャットフードを用意するのも欠かせません!

今は「去勢・避妊後用フード」が売ってるからチェックにゃ!
費用はいくら?
去勢・避妊手術費用の相場は「約2万~4万円」ほど。
手術費用とは別に、血液検査などの費用や入院費用、エリザベスカラーなどの負担もあるので、多めに見積もっておくほうが良いでしょう。

安くはないけど、きっと穏やかに長生きしてくれるにゃ
まとめ
去勢・避妊手術はメリットが大きく、病気を予防し猫の長生きに繋がる手術です。
まだ若い猫でトラブル・病気が少ない飼い主さんも、将来的に考えて検討してみてくださいね。
手術に対して不安が大きく、悩んでる場合は動物病院で一度相談するのがおすすめですよ。

野良から迎えた子はスプレーが止まらなかったけど、手術した後はなくなって、更に穏やかで甘えん坊になった経験があるにゃ。おすすめにゃ~
コメント