寝静まった夜に走り出す猫たち…!

猫が夜中になると家中を走り回って暴れる!
これじゃ眠れないよ~!(泣)

猫は夜行性の生き物・・・
夜中に走りたくなる気持ち、とてもわかるにゃ。
原因がわかると対策できるにゃ!
なぜ猫は夜中に暴れるの?

猫が夜に活発になる理由は、その祖先である野生の猫の狩猟行動の名残と考えられています。
ネズミなどの獲物が出没するのは薄明薄暮の時間帯のため、猫は夜間に活発に活動する(狩猟)習性を持っていました。
ただし個体差もあるため、すべての猫が必ずしも夜行性で運動会をするわけではありません。性格によっては全くしない子や、昼夜を問わず活発だったりと、環境や生活様式によっても変わることがあります。
暴れてしまう原因を解説
①子猫や若い猫の時期(生後2ヶ月~2歳頃)

子猫や若い猫ちゃんはエネルギーが多く、活発である子が多いです。
日中遊んでも、体力があり余っている子は夜中にも走り回ってしまうでしょう。
精神的にも未熟ですが、3歳を過ぎたあたりから行動が落ち着いてくると思われます。
成猫~老猫であれば甲状腺の病気や、去勢避妊(発情期)が関係してくる可能性もあるので、一度動物病院に連れて行くと安心です。
②日中の運動不足

日中の運動量が足りないと、夜にエネルギーを発散しようとするため、活動が活発になります。

飼い主さんが日中仕事でいないと、昼寝を沢山してしまったり、
運動する時間が少なくなるので、夜中に暴れてしまう傾向にあるにゃ・・・
室内飼いの猫は、外を行き来する猫に比べて、夜間運動会の確率が上がるようです。
完全室内飼いは猫の安全にとって重要なことですが、運動できる範囲が限られてしまうので、留守中でも一人で遊べる対策が必要です!
③環境によるストレス

毎日同じような生活をしていると、猫は「退屈」を感じて夜中に遊びを求めることがあります。
また環境の変化でストレスがあった場合も、暴れてしまう子もいます。
猫は繊細な生き物なので、餌、猫用品が合わない、トイレが汚い、などで不満を言う子も。ひとつひとつ原因を探りましょう。
④発情期

手術を受けていない未去勢・未避妊の猫は発情期になると大声で夜鳴きをしたり、興奮状態でマーキングをしたりと、夜中に暴れることがあります。

手術をした場合、夜鳴きをする確率はぐっと下がるので動物病院で相談するにゃ
対策を紹介
①運動不足解消!キャットタワー

キャットタワーは上下運動が多く、走り回るよりも運動消費カロリーが多いアイテムです!
猫は高い場所が好きな生き物なので、スペースに余裕があれば複数のキャットタワーを置いてアスレチックのようにしてみたり、壁面にキャットウォークを設置するのも良いでしょう。
飼い主さんの留守中でも、猫ちゃんが動きながら遊べるので効果的なアイテムです!
②たくさん遊ぶ!一人で遊べる自動おもちゃも◎

猫ちゃんも生き物なので、遊んで疲れればぐっすりと寝る…のですが、
疲れるまで遊んであげるのは飼い主さんもかなり大変です(笑)
飼い主さんが留守中も一人で沢山遊べるようなおもちゃを買ってあげましょう!
↓おすすめの自動猫じゃらしは「キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン2」です↓
③騒音対策にはマットを敷く

走り回ったり、飛び降りたりとマンションなどの集合住宅では騒音になるのが心配です・・・。
ジョイント(連結タイプ)のマットを敷くと防音対策になるのでおすすめです♪
④𠮟りつけず、放っておくこと

「うるさいからやめなさい!」と大声で叱りつけては、興奮状態の猫が更にヒートアップ!
火に油を注ぐとはこのこと。大運動会中の猫ちゃんを叱るのは逆効果なので絶対にやめましょう。
運動会といっても何時間も走り回ることはないので、対策は日中や寝る前までにしておくことです。

おやつをあげたりするのも絶対ダメにゃ!
暴れたらおやつがもらえる!と勘違いしちゃうにゃ~
まとめ
夜中の大運動会は、猫を飼うのが初めての方は驚いてしまいますよね。
しかし、これは猫の習性でもあり、若くて元気な証拠でもあります。
根気強く、適切な対策をしていきましょう!

夜鳴き、運動会、朝方のご飯などなど・・・
猫ちゃんに起こされるのは、猫飼いの宿命にゃ~
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