一心不乱に「こねる」猫たち…

猫の「ふみふみ」って？

「ふみふみ」とは、猫が足踏みの様に片足ずつ交互にゆっくりとリズミカルに動かす動作のことです。

お気に入りのぬいぐるみや、布団やクッションなどやわらかい所で「ふみふみ」している姿を見かけたことはありませんか？

このしぐさは、パン生地をこねたり揉んだりするような仕草から、英語では「knead(こねる)」と表現されています！猫のこの仕草はいったい、どういう気持ちなのでしょうか…？

どんな気持ちなの？

飼い主さんへの愛情表現

このしぐさは、「子猫の時に前足で母猫のおなかを押している行為と同じ」と言われています。母猫に甘えるための行為なので、飼い主さんを信頼しているサインなんです！

なぜクッションや毛布など柔らかいものに対してやるのかというと、弾力性があってフワフワして温かいものは、母親のお腹を連想するから「ふみふみ」してしまうそうです。

成猫でやる子も多いですが、子猫時代の名残のリラックス行動なので、安心してくださいね。

不安やストレスの時もやる

といった場合には、環境の変化などによるストレスから「ふみふみ」してしまうことがあります。

トイレを変えたり、新しい猫が来たり、ペットホテルに預けたり、引っ越ししたり…猫ちゃんのいつもの環境が変わってしまうと、びっくりしてしまい落ち着きを取り戻そうとふみふみしてしまいます。

いつもの寝床を整えてる時も

慣れた寝床が平らになっていないと、「ふみふみ」をすることでまるでベッドメイキングのように寝床を整えていることもあります。そのあとゴロンと横になる姿は人間のようですね(笑)

まとめ

猫の「ふみふみ」はとっても可愛いので大好きな飼い主さんも多いはず！

ふみふみするのは飼い主さんを信頼している証拠。しかしふみふみをしない猫ちゃんもいるため、無理にふみふみはさせないでくださいね。