愛猫の耳の中、チェックしてますか?
猫に耳掃除って必要?
ピンと直立した耳を持つ種類の猫ちゃんなら、通気性が良いのでそんなに汚れは溜まりません。
汚れが気になった時だけ耳の中の見える範囲を優しく拭いてあげる程度で十分です。
結論、耳掃除は頻繁にしなくても大丈夫…ですが耳の中は週1~はチェック推奨です!
耳の中に異常がないか定期的なチェックをするのが大事にゃ!
スコティッシュフォールドなど「折れ耳」の猫は注意
人気の猫種「スコティッシュフォールド」など、耳が折れている種類は耳の通気性が悪いので蒸れがちです。ゆえに耳垢など、耳トラブルが立ち耳に比べて多いんです!
毎日耳をチェックする習慣があってもいいと思うにゃ!
こんな症状に注意
耳をチェックし、以下のような症状がある場合は病院を検討しましょう。
猫の耳チェックリスト
- 耳の穴の中や周りが赤い、腫れている
- 耳が臭い
- 耳垢が増えている
- 耳から膿が出ている
- 耳を痒そうにかいている
- 耳にできものがある
このような耳のトラブルを放っておくと外耳炎、中耳炎、皮膚糸状菌症(ひふしじょうきんしょう)などの恐れがあります。異常が見られる場合はかかりつけの動物病院へ!
耳掃除の方法
コットンやガーゼ、ペット用ウェットシートなどの柔らかい布で拭く
耳垢など気になる部分があれば、湿らせたコットンやガーゼ、ペット用のウェットシートなどを使い、耳の中の見える範囲だけやさしく拭き取りましょう。
猫の耳の内側はとてもデリケートです!強くこすったり奥までやらないようにしてください。
NG行為!綿棒や耳洗浄はしないように
人間用の綿棒などを使って耳の奥まで掃除を行うのはやめましょう。
粘膜が傷ついてしまい、耳の症状が悪化する可能性があります。
また、「イヤークリーナー」など専用の耳洗浄もあり、これは頑固な汚れも取れますが中耳まで入り首が傾く症状(傾頸)のリスクも高く、あまり素人がやるのはおすすめできません。
ひどい場合は獣医さんに耳掃除をお願いする方が絶対に安心にゃ!
掃除をしたいけど暴れてしまう…
急に「耳を触られる」のを嫌がる猫ちゃんは多いにゃ
普段ブラッシングをしながら耳を触ったり、撫でる時にも耳を触るようにしたりと、耳に触ることに慣れてもらうのも大事なトレーニングです。
二人がかりで、おやつなどに夢中な間に耳を拭いてもらうのも手です(笑)
まとめ
猫の耳掃除は、普段から耳の中をチェックするのが大事な習慣。
毎日猫の耳を見ていれば、汚れや異常があった時にすぐ気づけますよ◎
なんでも病気は早期発見が大事にゃ~♪
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