猫の一生を支えるには
猫はお金がかかるの?
結論から言えば、猫はあまりお金がかからない生き物です。
猫は「室内で飼育する」こと、また「環境の変化は好まない」ことから散歩の必要性もなく、トリミングやお風呂の必要性もありません。日々のコストはそこまでかからないのです。

小動物よりはかかるけれど、それでもお安い方にゃ
犬と比べたらかからない

2024年のアニコム損害保険株式会社による調査によると、犬の飼育にかかる年間費用は約41万円で、猫は約18万円という比較データが出ています。なんと約2倍以上の差!
犬は項目別に見ると「ケガや病気の治療費」が猫の倍であったこと、他に「しつけやトレーニング料」「ドッグランなどの施設」「洋服」「シャンプー・トリミング」の費用がかかっています。

猫と違って「散歩がある」ことで費用がかかってるみたいにゃ。
ちなみにこの調査だと、犬>猫・うさぎ>小動物の順でお金がかかるらしいにゃ。
猫を飼うための初期費用

必要なもの | 金額(目安) |
---|---|
キャットフード | 約500~2,000円 |
おやつ | 約800~1,000円 |
食器(フード・水用) | 約100~2,000円 |
猫用トイレ | 約2,000~5,000円 |
猫砂・防臭袋 | 約1,000~2,000円 |
キャリーケージ・バッグ(通院用) | 約2,000~5,000円 |
室内用ケージ | 約8,000~30,000円 |
ブラシ | 約1,000~4,000円 |
猫用ベッド | 約2,000~5,000円 |
爪とぎ・爪切り | 約1,000~3,000円 |
おもちゃ | 約100~2,000円 |
計18,500~61,000円(目安) |
猫を飼うことになったら、以上のものを揃えましょう。どれも安価~高価なものがありますが、猫が気に入るものはさまざま。色々と試してみて、猫のお気に入りを見つけて下さいね。

キャットタワーなどは入れてないので、余裕が出た時に買うといいにゃ♪
病院の初期費用

必要なもの | 金額(目安) |
---|---|
健康診断 | 約5,000~10,000円 |
ワクチン接種 | 約3,000~7,000円 |
去勢手術 | 約10,000~20,000円 |
避妊手術 | 約15,000~30,000円 |
マイクロチップ装着 | 約3,000~10,000円 |
計36,000~57,000円(目安) |
健康な猫でも定期的な通院が必要になります。義務ではありませんが、感染病予防の為のワクチン接種、そしてマーキングや発情期防止のための去勢・避妊手術はしておく方がおすすめです。

保護猫からお迎えした場合は、ワクチンと手術が済んでることもあるし、来たばかりでしていない猫もいるにゃ。その場合は譲渡費用に含まれている可能性があるにゃ!
月間費用

必要なもの | 金額(目安) |
---|---|
キャットフード | 約500~2,000円 |
おやつ | 約800~1,000円 |
猫砂・防臭袋 | 約1,000~2,000円 |
爪とぎ | 約500~1,000円 |
光熱費(冷暖房) | 約2,000~3,000円 |
ペット保険(任意) | 約2,000~5,000円 |
健康診断(年1~2回) | 約5,000~10,000円 |
計9,800~24,000円(目安) |
必要なものを揃えれば、月額では約1~2万円くらいの費用になります。猫を飼うと、家ではエアコンと暖房をつけっぱなしになるので、時期によっては光熱費が+2,000~3,000円かかることも。

×12ヵ月で計算すると、年間費用は約117,600~288,000円ほどになるにゃ!
まとめ
医療の発達、そして猫用品も充実してきており「猫も長生きする時代」になっています。
猫はお金がかからない生き物。ですが、猫も歳を取ると通院・薬代がかかってきます。ペット保険に入ってないと10割負担のため、何十万円~何百万円もかかる手術、薬代になることも。
もしもの時を考えて、ペット保険の加入も考えてみませんか?

大切な家族、長く長く付き合ってほしいにゃ~
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