日々のイタズラや粗相に困った人必見
猫を飼い始めたら、部屋中でイタズラする!
怒鳴ったら噛まれちゃったし、どうしたらいいんだろう…。
そのしつけ、間違っています!
猫のしつけは、犬とは違うんだにゃ。
猫はしつけできるの?
猫はしつけできる動物です。ただし犬とは違いマイペースな性格のため、人間の指示に従うことをあまり好まない動物です。つまり、トレーニングは好きではない動物なんです…。
それでも猫の性格を利用し、適切なしつけをすれば、改善させることができます!
猫のしつけに関するポイントをいくつか紹介します。
成猫から飼ってもしつけできる?
子猫から飼った場合は、生後2~3カ月くらいからしつけを始めることができます。
成猫をお迎えした場合でもしつけはできます!しかし、それまで居た環境での暮らしが身についているので、しつけは時間がかかってしまうのを念頭に置きましょう。
諦めずに猫ちゃんに寄り添ってほしいにゃ♪
【お悩み別】しつけ方法
トイレのしつけ
トイレのしつけは、比較的簡単です。ソワソワしたり床をクンクンしたりする仕草が見られたらトイレに連れて行くのを数回繰り返しましょう。
トイレには猫の排泄物のにおいをつけて覚えさせることが重要です。
もし猫がトイレ以外の場所で粗相をしてしまったら、すぐに掃除することも重要です。
猫には同じ場所で排泄する習性があるため、消臭剤などでニオイはしっかり取りましょう。オシッコを拭き取ったシートは、トイレに置いておくとニオイがつくため、猫がトイレを覚えやすくなりますよ!
また綺麗好きなので、トイレで排泄をしたらすぐ片付けることも重要です。
噛み癖のしつけ
猫の噛み癖の原因の多くは、「手」に対して遊び道具、または恐怖を感じる、などです。
- 嫌なことをされた・恐怖から
- 病気や怪我で痛みを感じている
- 遊び、好奇心、狩猟本能から
- ストレスからの攻撃
- 人間が構いすぎる
猫に対して何もしなければ、基本的に攻撃はしてきません。上記のことに思い当たることがないか考えてみましょう。
噛まれた場合は指を口に押し当てて、低い声ではっきり「痛い!」と伝えることが重要です。また、噛めるタイプのおもちゃを与えるのもストレス発散になります。
イタズラのしつけ
イタズラは、猫の手が届かないように先回りしておくのが手です。片付けて置いたり、届かない位置に置いておきましょう。またスキンシップ不足の場合もあるので、よく遊んであげるのも重要です。
ケーブルにイタズラする場合はカバーを被せたり、ごみ箱で食べ物を探す場合はフタ付きのものへ。
テーブルから物を落とす…などは、「落とすことで飼い主が来る」と学習し、気を引こうとしています。もし落とされても「無反応」を貫くことで、やらなくなりますよ。
爪とぎのしつけ
猫のサイズに合った爪とぎを用意して、猫の手を爪とぎ器に優しくすりつけて爪とぎの真似をしてあげます。こうすると爪とぎに猫の匂いが移り、猫は「自分の物」と認識してくれます。
爪とぎ以外のところで爪を研ぎ始めてしまったら、障害物を置いたり、すぐ爪とぎを置いてカバーしましょう。こうすることで、猫は必然的に爪とぎ器を使わざるを得なくなります。
また定期的に爪切りをしたり、爪とぎを定期的に交換するのもストレス発散に重要です。
しつけのポイント
猫は嬉しかったことから学ぶ
猫はポジティブな経験から学ぶ傾向があります。望ましい行動をした際には、おやつや撫でたり、ほめ言葉など、嬉しい報酬を与えることで、覚えることができます。
いい行いができたら褒めて欲しいにゃ
怒るのも褒めるのもすぐ!
猫は集中力がない動物です。注意力が集中する時間は数分~10分程度。猫が良くないことをしたら、その場ですぐにやってはダメということを伝えましょう。
また褒めるのもすぐに伝えましょう。なぜ褒められたのかわからなくなってしまうのです。
時間を空けて怒られると、「なぜ怒られてるの??」と思っているにゃ
体罰、怒鳴るのは禁止
叱るときは、言葉の意味よりも感覚的に理解できるように短い言葉で「ダメ」などを使うと効果的です。
間違っても叩いたり抑えたり、大きすぎる声で怒鳴ると、猫は「恐怖心」でいっぱいになりパニックになってしまいます。人間を嫌いになり、より行動が悪化しかねないので、絶対にやめましょう。
一貫性のあるしつけを!
しつけには一貫性が重要です。
例えば、いたずらをしても叱られない時と叱られる時があると、何が悪いのか猫にはわかりません。
家族全員で「これをやったら怒る」というルールを決めておくと、猫は混乱せずにやってはいけないことを学ぶことができます。
まとめ
猫のしつけは時間と忍耐が必要ですが、愛情をもってコミュニケーションを取り続ければ、将来的に良好な関係を築くことができますよ。
飼い主と猫の信頼を育むために、褒めてトレーニングしてあげてください。どうしても困った場合は、獣医師や専門家のアドバイスを受けることもおすすめです!
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