子猫の時の写真を見返すと?
子猫の時の写真、かわいいなぁ…あれ?
よく見ると、今と目の色が全然違う!?
Logan
フフフ…そこに気付くとは…
実は猫の目の色は変わるんだにゃ。
子猫の目の色は「キトンブルー」と呼ばれる
「キトンブルー」とは、子猫の青い目を指す言葉。
生まれつき、子猫の目は青いことから生まれた言葉です。
子猫には、虹彩(黒眼の大きさを調節する膜の色)の表面にしか色素沈着がなく、ブルーに見えます。
成長するに従って虹彩の中にメラニン色素が沈着していくと、本来の目の色に変化するんです!
Logan
子猫からの写真がある人は変化を見比べてみるといいにゃ♪
色は遺伝で決まる
猫が持っているメラニン色素の量は遺伝によって決まっています。
とはいえ同じ親から誕生した兄弟猫でも完全に同じ色ではありません。色の明るさなどが個体によって差が出てくるのです。
メラニン色素が関係するため、原産国が紫外線の多いアフリカ・アジアなどの暖かい地域の場合は色素が濃い猫、逆に紫外線が少ない北ヨーロッパやロシアなどの寒い地域の場合は色素が薄い猫のようです。
メラニン色素と目の色
メラニン色素 | 目の色 |
---|---|
薄い | ブルー系(青、水色) |
l | グリーン系(緑、青緑) |
中間 | ヘーゼル系(薄い黄・茶) |
l | アンバー(金・黄色) |
濃い | カッパー(オレンジ・濃い茶) |
「オッドアイ」は先天性の色素異常
白猫によく見られる目の色が違う「オッドアイ」は、片方の目に色素の遺伝情報が乗らない先天性の色素異常です。どの毛色の猫も発生する確率はありますが特に白猫に多く生まれます。
Logan
なるほど。だから片方が青色なのかにゃ・・・!
まとめ
猫ちゃんの毛色や柄、尻尾の形も個性的ですが、綺麗な目の色も魅力的ですよね。
ちなみに、日本の雑種猫ちゃんは「中間」のヘーゼル系であることが多いです。
子猫からお迎えした方は、大人になるまでの変化をぜひ楽しんでくださいね♪
Logan
「キトンブルー」の時期は絶対に撮っておくにゃ!
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