床にテープで円を描くと…？

猫は狭いところが好き

猫が狭いところを好むのは、その本能的な行動や習性に由来するものです。

野良猫は敵から逃れるために岩や洞窟などに隠れていました。狩りの際も穴から獲物を狙う「待ち伏せ」スタイルだったので、猫が生きていく上で狭いところはぴったりの場所でした。

また一日をほとんど寝て過ごす猫にとっては、大きい音など外部のストレスから避けることができる「狭いところ」は、猫にとって落ち着いて眠れる場所なんです。

段ボールやベッドだけでなく…？

その習性から通販のダンボールや、かご、家具の隙間、炊飯器など、人間が想定しない場所に入り込むことも多い猫ちゃん達。

けれど実は、こんなことをしても「中に入る」って知っていましたか？

床にテープで円を描く

床にテープを貼り、円や四角を描くと、なぜか猫がホイホイとその中に入ってしまうんです！

この現象はSNSで話題になり、「猫ホイホイ」ほか、まるでSFの装置でワープしそうな姿から「#猫転送装置」とも呼ばれるようになりました。

不思議な現象ですが、手持ちのビニールテープやマスキングテープなど、簡単に出来るのでお家の猫ちゃんでもすぐに試せちゃいます。

なぜテープだけでも入るの？

先述した狭いところが好きな習性から中に入る…と予測されていましたが、「囲われた場所が好きだから」と「好奇心が強く、新しいものに興味津々だから」とも言われています。

とはいえ猫は気まぐれな性格なので、この「猫転送装置」は猫ちゃんによって中に入ったり入らなかったり。こちらの検証動画でもわかるように、結果はまちまちなようです(笑)

まとめ

猫の狭いところが好きな習性と、その好奇心には飼い主さんも驚かされることがありますね。

実はテープだけでなく、コードやフラフープなどの輪の間にも入る猫ちゃんが目撃されています。

手軽に出来るので、お家の猫ちゃんにも検証してみてくださいね。