ネコの健康

【腎臓サポート】3匹に1匹は腎臓病!?猫の腎臓を守るには?

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猫は腎臓病になりやすい生き物

なぜ猫は腎臓病になりやすい?

腎臓病

猫の腎臓病は、特に慢性腎臓病が多く、高齢であるほど発症率が高くなります。

猫の死亡原因では、なんと約3匹に1匹は腎臓病が原因。

原因は定かではありませんが、猫は砂漠に住んでいた体質上、水をあまり飲まなくても生きていけます。そうして体の水分が減ると尿が濃縮され、腎臓を悪化させていくのも原因のひとつ。

Logan
Logan

その発症率の高さから、猫は「腎臓サポートフード」も沢山出ているにゃ。たくさん水を飲ませる工夫をしつつ、若いうちから予防するにゃ

腎臓病の症状

急性腎臓病

急性腎臓病数時間~数日で急速に腎臓の機能が低下する病気。

原因はさまざまですが、ユリ科植物や人間の薬などを摂取した中毒、ウイルスによる感染症、腫瘍ができていたり、極度の脱水などが挙げられます。

  • 食欲低下、元気がない
  • 水を飲む量が減っている
  • 尿の量が少ない、または出ない
  • 嘔吐、下痢
  • 体温の低下

多くの場合入院を要する治療になり、「慢性腎臓病」へ移行することも。長期的サポートが必須です。

Logan
Logan

進行が早く、命に関わる危険性があるので早急に病院へ!

慢性腎臓病

慢性腎臓病数ヶ月~かけて徐々に腎臓機能が低下していく病気です。

ゆっくりと進行していく病気のため、初期では異常が見られず気付けないことが多いです。腎臓の機能は一度失われると、二度と回復しないので早期発見・早期治療が重要です。

  • 多飲多尿
  • おしっこの色が薄い
  • 元気がない
  • 体重の減少
  • 便秘・下痢・嘔吐
  • 口臭がきつい
Logan
Logan

多飲多尿が目立つ病気。放っておいても回復しないので、病院へ!

予防と対策

水をたくさん飲ませる

体の水分が減ることで尿が濃縮され、腎臓を悪化させるので猫にたくさん水を飲ませるのが重要です。

飲まない猫は多いので、水を飲める場所を増やしたり、循環式の給水器、またドライフードだけでなくウェットフードを利用するのもおすすめです。

ストレス発散させる

猫はストレスを感じると免疫が下がってしまうので、あらゆる病気を発症する原因にもなります。

多頭飼いや引っ越しなどの環境の変化はもちろん、運動不足などストレスが溜まることはないかチェックしましょう。トイレが気に入らないと、排泄を我慢してしまうこともあります。

Logan
Logan

猫は環境の変化に敏感!繊細な生き物なんだにゃ

定期的な通院

年に1度、定期的に猫の健康診断をすることで、早期発見、早期治療に繋げましょう。

7歳からはシニア猫の仲間入り。高齢だと色んな病気のリスクが上がっていくので、半年に1度、健康診断をするのがおすすめです。

腎臓病対策フード

ロイヤルカナン腎臓サポート療法食


  • 慢性腎臓病の猫のための食事療法食
  • 食欲低下する腎臓病でも猫が好む香りで食欲を刺激し、食べやすく工夫
  • リンの含有量を制限し、タンパク質や必須脂肪酸の含有量を調整

ヒルズ腎臓ケア療法食


  • 栄養学者と獣医師が開発しリン、ナトリウムなどの調整により、腎臓ケアをサポートする特別療法食
  • 心臓と腎臓の健康維持に役立ちます
  • カロリー摂取量増加・良質なたんぱく質を配合
  • 腎臓病の猫の好みを研究し、おいしさを追求したEAT(TM)テクノロジーを採用
Logan
Logan

腎臓病は食欲と体重が減少しちゃうので、腎臓サポートのフードはカロリーやたんぱく質満点で食いつきがよくなる工夫がされているにゃ!

まとめ

猫の発症率が高い腎臓病。なるべく愛猫が発症しないように気を付けたい病気のひとつですよね。

万が一発症した場合でも、現在は腎臓サポートをするフードやサプリも多く医療も発達しています。定期的な通院で、獣医師に相談をしながら早期治療に努めていきましょう。

Logan
Logan

人間も猫も、高齢になると色々な病気のリスクが上がりがちにゃ。お互いに長生きしようにゃ~

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