犬は見るけど、猫はどうなの?
公園に行ったら、猫とお散歩している人を見かけた!
猫って、散歩しても良いの?
結論から言えば、散歩する必要はないにゃ。
でも外に出たがりの猫ちゃんがいるのも事実。
準備をしっかりすれば、お散歩可能にゃ!
猫の外のお散歩は必要?
猫は散歩する必要のない生き物です。
散歩といえど、猫は「自分のテリトリーをパトロールしたい」くらいの感覚。犬の様に長距離移動したり、飼い主と歩くのが好きなわけではありません。
とはいえ、「外に出してほしい!」と猛アピールする猫ちゃんがいるのも事実です。
元野良猫など、お外が大好きな猫
元野良猫など、小さい時にお外散歩をしている習慣があった猫ちゃんは「外に出たい!」というアピールをする子が多いです。
こういった猫ちゃんのストレス発散には「お散歩」も手段の一つでしょう。
逆に言えばペットショップなど、外での生活習慣が身についていない子は外を怖がりますので、完全室内飼いを徹底してくださいね。
あくまでも「散歩の要望が強い」「外を物怖じしない」猫ちゃんが散歩の条件にゃ
事前準備をしっかりしよう
ワクチン接種を済ませておく
外ではノミ・ダニ・フィラリア(寄生虫)がついてしまう危険性が高いため要注意です。
また外に居る野良猫に接触し、猫カゼや白血病など病気が伝染する危険性も…。
散歩の前には予防の混合ワクチンを接種しておきましょう!
ハーネス
猫は身体がやわらかいので首輪は抜けやすく、リードと首輪だけでは危険です。
胴体をしっかりホールドしてくれるハーネスを装着すると安心してお散歩できますよ。
ハーネスを嫌がる猫ちゃんも多いので、その場合は無理に着させないこと。
ケージだけで我慢してもらうのが一番安心にゃ。
ケージ
散歩には小さめのケージ(専用リュックなどもあります)を持って行くと安心。
散歩場所に行くまでの移動手段にはもちろん、パニックになった時隔離したり、犬が近づいて来た時の避難先、猫の休憩の手段など色んな場面で使えます。
何が起きるかわからないのがお外。安心できる場所がほしいにゃ
ビニール袋やスコップなど
排泄物などをした場合、持ち帰れるようにビニール袋とスコップを用意しましょう。
公園など公共の場ではマナーを守って、愛猫と楽しくお散歩しましょう。
わんちゃんと同じで、飼い主さんのマナーが大事にゃ♪
散歩中の極意
①散歩時間やルートは猫に任せる
猫は犬と違い、気まぐれな動物なので人間に従ったルートでは散歩してくれません。
時間も10分で満足する日もあれば、2時間ほど長く散歩する日も…。
飼い主は猫に危険が及ばないか周囲をチェックし、散歩を見守りましょう。
満足したら帰るから、飼い主さんは見ててにゃ♪
②人や犬が少ない時間帯を狙う
大きい犬や沢山の人が居ると、猫にとってはストレスになってしまいます。
公園や河川など自然が多いところでは、犬の散歩やランニングの人もいます。
早朝や夕方に多いので、猫の散歩は午前9時~正午あたりが狙い目です。
近所で人が少ない時間帯を事前リサーチしておくにゃ
③車や電車などが遠い場所にする
猫は突然の大きい音が苦手な生き物です。
突然クラクションやサイレン、電車の音が聴こえたらパニックになってしまい、リードから手が離れたりハーネスを抜け出すなんてことも可能性はゼロではありません。
道路や電車が遠い場所でお散歩させるのが安心ですが、車などが近い場合は猫を抱っこしたり、ケージに入れるのがベストでしょう。
まとめ
一昔前は、日中は外にパトロールに出て、ごはんの時間になると家に戻って来る…といったとても自由な生活をしていた猫ちゃんが多かったのも事実です。
近年では「完全室内飼い」を推奨されるようになり、猫の散歩は決して必要なものではありません。
猫の性格を考慮したうえで、色んなストレス発散に付き合ってあげて下さいね。
お外大好きな猫ちゃんとうまく付き合っていこうにゃ♪
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