雑種猫はずっと日本で愛されている種類!
猫は世界で300種類も!?
猫にはたくさんの色や柄、特徴を持った種類がいます。
世界中では現在、約300種類以上の猫の品種がいるといわれています!
日本で飼われているのはほとんど雑種猫(ミックス)
マンチカンやアメリカンショートヘアなど、人気の品種はたくさんいますが、実は日本で飼われている猫ちゃんのほとんどは雑種の猫(ミックス)。違う品種同士が交配して生まれた品種をこう呼びます。
日本でおなじみの黒猫、三毛、キジトラなどは全部ミックス猫なんです!
同じ品種同士は「純血種」の猫ちゃんになるにゃ
ミックス猫は純血種に比べて、たくましく長生きすると言われています。様々な血統が混ざり合っていくことで、遺伝的な疾患も少なくなり免疫が強くなった、と言われています。
ミックス(雑種)の柄を紹介
キジトラ
キジトラは日本の雑種で最も飼われている猫。
茶色に黒orこげ茶のしま模様が特徴の猫ちゃんです。
名前は鳥の「雉(きじ)」の羽色から。猫の祖先であるリビアヤマネコの柄が、キジトラと同じような縞模様で迷彩効果が高く、野生で生き残ることができ増えたとされています。
警戒心が強い子が多いですが、気を許すと甘えん坊でメロメロになる飼い主さんが続出!
サバトラ
サバトラはシルバーグレーに黒のしま模様が特徴の猫ちゃん。
名前は魚の「鯖(サバ)」から。第二次世界大戦後にやってきた洋猫とキジトラのミックス、と言われており、キジトラ同様に警戒心が強い子と、なつっこい子が多いようです。
キジトラ同様に世界中で愛されており、人気の猫種です!
茶トラ
茶トラは明るい茶色(オレンジ)にこげ茶のしま模様が特徴の猫ちゃん。
キジトラから突然変異で生まれた柄で、日本に広まったのも江戸時代以降と言われています。人のそばで暮らすようになってから出てきた猫のため、おおらかで甘えん坊な性格の子が多いです。
オレンジの毛を作る遺伝子の影響で、メスよりオスが多い種類です。その比率は1:3!
白猫
白猫は真っ白な毛色が特徴の猫ちゃん。
白は自然界で目立つため、警戒心も強く繊細な子が多いと言われています。見た目の美しさも相まって、まさにクールビューティーな猫。適度な距離感を好む飼い主さんにはぴったりかも?
またオッドアイの確率が高い猫種で、他の猫は1%に対し白猫は25%とされています。
黒猫
黒猫は真っ黒な毛色が特徴の猫ちゃん。
黒猫は突然変異で生まれた柄で、そのクールさとは裏腹に甘えん坊で人が好きな子が多いです。
黒猫は不吉な迷信が多いですが、いずれも西洋から持ち込まれたもので、日本では「縁起のいい猫(福猫)」として重宝されていました。
平安時代には皇族を魅了し、「暗闇でも目が見える」ことから魔除けや商売繁盛をもたらす猫とされていました。また、江戸時代には恋煩いに効く、結核がなおるといった迷信も。
幸運をもたらす招き猫として愛されてたにゃ♪
ブチ・ハチワレ
ブチ・ハチワレは白と黒の模様が入り混じった毛色が特徴の猫ちゃん。
多種多様なぶち模様が見れますが、黒模様が額の真ん中から八の字に分かれた模様を「ハチワレ」と呼びます。黒猫と白猫から受け継がれる遺伝要素で、クールだったり甘えん坊だったり性格もさまざま!
模様によっては個性が強く出る品種で大人気の猫ちゃんです♪
三毛猫
三毛猫は茶・白・黒の三種類の毛色が特徴の猫ちゃん。
適切な距離感を持ちつつ甘えることもある、もっとも猫らしい性格の子が多いです。
日本では親しみのある品種ですが、世界では希少性が高く珍しい毛色と言われています。また三毛猫の性別は遺伝子的にほとんどメスで、オスはほとんどいません。
サビ猫
サビ猫は黒と茶色が入り混じった毛色が特徴の猫ちゃん。
名前は金属の「錆(さび)」のような色合いから。三毛猫の一種でもあり、二毛猫と呼ばれています同じく遺伝子的にほとんどメスになります。
三毛猫より温和な子が多く、きらりと光る黄色の眼がとても魅力的な猫ちゃんです♪
どこでお迎えできる?
どのミックス猫ちゃんも日本で多く愛される猫ですが、ペットショップではお迎えすることはできません。保護猫として保護されている子が多いので、近くで以下のような団体を探してみましょう。
- 保護猫カフェ
- 市内の動物愛護センター、保健所
- 里親募集サイト(SNS、HPなど)
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